2022年11月22日(火)より販売される予定「妊娠中の方でも安心して食べられる加熱寿司」。「加熱寿司」は、渡邊愛氏が2021年にクラウドファンディングを行い、目標金額を1,113%達成した「生ものが食べられない方のための新しいお寿司」です。
容器の製造をする廣川株式会社(代表取締役社長:廣川信也)は「加熱寿司」の容器の提案・設計を行い、その容器が採用されたことをお知らせいたします。
トレーの特徴
今回採用されたトレーは職人が作る鮮やかなお寿司を崩さずに、冷凍輸送でお客様の手元に届け、開封、解凍、トレーから取り出すまでの流れをイメージしながらシャリとネタを1つずつ採寸し、ピッタリの寸法になるように設計しました。トレーの素材に使用しているポリプロピレンは耐寒耐熱性に優れているので「加熱寿司」をより多くの方に届けるために必要な冷凍・レンジ解凍にも対応しています。
今回のトレーは金型から完全オリジナルで設計しており、ネタごとにトレーの穴を設計しています。これによりお寿司がつぶれる事なく自宅まで届けることが可能となり、指やお箸が入りやすい設計でお寿司を取り出してお皿に並べやすいように工夫しています。
加熱寿司について
加熱寿司とは生モノを控えるように推奨されるケースが多い妊娠中の方向けに開発された“火を通したお寿司”です。「お寿司が食べたい妊婦さんの方はいますか?」という、妊娠中であった開発者によるSNSでの呼びかけから始まり、2021年秋に実施したクラウドファンディングは目標金額の1,113%の支援金が集まりました。
加熱寿司はネタごとに最適な味付けや加熱具合を見つけ、鮮度の高い状態で加熱・冷凍をしています。冷凍の際には液体休息凍結機「凍眠(とうみん)*」で細胞を壊さずにネタを原型のまま急速で冷凍して、これにより鮮度・味のクオリティが高い状態でのお届けができます。そこに当社トレーを使用することで、見た目のクオリティも妥協することなく多くの方へのお届けが可能となりました。
*株式会社テクニカン協力
さらに、妊婦さんの健康に配慮し、安全面に配慮した商品となるよう、産婦人科医の監修のもと、開発を行いました。厚生労働省が提唱している「家庭で出来る食中毒予防の6つのポイント」(参考:厚生労働省「マタニティリステリア菌チラシ」https://www.forth.go.jp/topics/item/listeriosis_for_pregnant_woman.pdf)に記載されている加熱基準以下の加熱基準「中心部分の温度が75°C以上」を満たしているほか、生ものを扱ったものとは別にまな板・包丁を用意して調理するなど、調理方法にも工夫を凝らして安全性に配慮しています。
安全性と美味しさを追求した新しい形のお寿司の販売により、生モノが食べられない方々やそのご家庭へ加熱寿司を届け、お寿司を楽しんでいただきたいと考えている開発者の想いに共感し、当社でトレーの企画、製造を行いました。
想いの詰まった加熱寿司がハレの日に皆様の手元に届き笑顔で召し上がられる日を楽しみにしております。
【本件の商品に関するお問合せ先】
廣川株式会社
エースパック事業部
メールアドレス:hirokawa-apec@hirokawa.co.jp
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
廣川ホールディングス株式会社
企画制作部
メールアドレス:hirokawa-pr@hirokawa.co.jp
以上