▶PDFはこちら
吊り下げに最適な「不正開封防止パッケージ」を開発
売り場での不必要な開封を抑止・発見し、消費者の安心感に繋げる
画像:「不正開封防止パッケージ」のイメージ
廣川株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:廣川信也)は、この度「不正開封防止パッケージ」を開発し、1月14日に意匠登録が完了しました(登録番号:1678337)。今回開発した「不正開封防止パッケージ」は、製造ラインでの製品の箱への手詰め並びに売り場での吊り下げ販売を想定しています。
その特長は、(画像【1】~【3】参照)
1)上蓋を閉じて差込むだけで係止片によってロックが掛かり、製造ライン上で封緘シールやテープを貼る手間とコストの削減が出来ます。
2)開封はミシン目に沿って破断片を破るだけで簡単に出来ますが、一度開封すると再度蓋を閉じることが出来ない構造で、商品へのイタズラ(抜き取り・入れ替え・異物混入等)の抑止や発見の効果を発揮します。新型コロナウイルスの影響で衛生観念が変化している中、不特定多数の人が売り場で触れた商品の購入を避けたい消費者心理にも対応します。
3)上蓋に組み込まれたヘッダーを起こすと吊り下げ陳列も可能です。吊り下げ時にミシン目部分に直接負担がかからない構造になっており、箱が下に引っ張られても意図しない破断を防ぐことができます。
4)切り取った後のミシン目の形は、トゲトゲのないなだらかな山型形状で、指に触れても痛くない設計です。
画像【1】:一度差し込むと抜けなくなる形状イメージ図。
係止片が箱本体の内側でロックされる構造
画像【2】:上蓋のヘッダーで吊り下げ陳列をしてもミシン目は垂直方向の力には対しては
破れにくいためミシン目部分に直接負担がかからない構造
画像【3】:開封後のパッケージ。
切り取った後のミシン目の形は、指に触れても痛くない設計
この開封防止構造を吊り下げ販売されることの多い化粧品、文房具、日用品、スポーツ用品等のパッケージや爪切り、ヘアブラシ、マスク、下着、身体に直接触れる衛生用品等のパッケージに広く提案してまいります。
廣川は、約60年にわたりパッケージの企画設計に携わり、近年では年間約2,500種類のパッケージを世に送り出しています。
<報道関係者の問い合わせ先>
廣川ホールディングス株式会社
企画制作部 広報宣伝チーム
TEL:06-6768-0186
E-mail:hirokawa-pr@hirokawa.co.jp
<製品に関する問い合わせ先>
廣川株式会社
パッケージ事業部「不正開封防止パッケージ」担当
TEL:(東京)03-3863-6947 (大阪)06-6768-0182
E-mail:hirokawa-pack@hirokawa.co.jp