こちらのページではリデュースをテーマにした容器・素材や事例を掲載しております。プラスチック容器の素材を置き換えることで、石化由来資源の使用の削減やCO2排出量の削減する環境配慮型素材を使用した素材のご紹介や・フードロス削減に繋がる冷凍食品のトレーをご紹介しております。また、ごみの減容を実現するトレイやリサイクル素材を使用したトレイなど、環境に配慮したトレイをお探しでしたらお問い合わせください。
バイオマスPET
PET 原料のエチレングリコールを植物由来の原料に置き換えて製造している素材となります。
廣川グループでは、環境配慮型製品を「e-mate」のブランド名にてシリーズ展開を行っており、バイオマスPET「e-mate1]は植物由来原料を最大30%まで配合が可能です。
カーボンニュートラルの観点からCO2 排出量を削減します。
CO2使用量削減による環境配慮への効果(表参照)
参照規格:株式会社ウェイストボックス様作成の算定シートによる経済産業省 削減貢献量定量化ガイドラインに沿って国際認証規格ISO14044 に基づき算出
PET減プラ+バイオマス配合
バイオマス25%配合の縦一軸延伸シートで、CO2とプラスチック削減が出来る環境配慮型素材です。
トレー機能を保ったまま肉薄化ができる減プラを実現する環境配慮素材です。
縦方向に一定に薄く伸ばすことで強度を強くします。
製造時に縦一軸に延伸を掛けることで分子の鎖が密に。整列することにより強度UP、薄くても強い当社独自の成形用シート。
使用原料にはA-PET同様にリサイクル原料使用可です。
リサイクル原料を使用することで石化由来バージンプラの減小。
さらに、NAK-A-PET の薄膜化でCO2 と使用プラチックの削減を実現可能に。
ギュッと潰してコンパクトに!角割れしにくいから手を切ってしまう心配もありません。
OPSトレーと比較しトレーの角割れ低減。輸送による破損片の誤飲防止、廃棄時の散らばり防止に。
PS バイオグレード
植物由来の原料を最大25%使用したバイオマス素材のPLA樹脂配合シート。
PLA樹脂とは、トウモロコシやジャガイモなどに含まれるデンプンなどの植物由来の環境配慮型素材です。
バイオマス原料を使用することで、カーボンニュートラルでCO2排出量の削減し、直物由来の原料を配合することで石化由来資源を削減してへとつながります。
バイオマスマーク10%の取得実績があります。容器に刻印を入れて、消費者への訴求が可能です。
※グリーンプラマークも取得可能です。
PS 卵殻配合グレード
PS 素材に卵殻を配合した環境配慮型素材です。
食品との直接接触もクリアしています。バイオマスマークでのお客様へのアピールも可能で、卵製品のパッケージとして使えば訴求効果UP!
卵殻を原料として使用することで、石化由来資源の削減に繋がります。
植物由来配合品とは違う切り口でのアプローチになります。本来廃棄されるはずの食品廃材をアップサイクルすることで、廃棄量の削減にも繋がります。
PS 減プラ
二軸延伸ポリスチレン(OPS)にゴム材を混ぜた薄肉化に特化された環境配慮型の素材です。
少ないプラスチック量でトレーの機能を担保できます。薄肉化することで、1枚当たりのトレープラスチック使用量を削減します。
1枚当たりのプラスチック使用量が減ると、負担金も減らすことができます。
事業者には大きなメリットにもなります。
軽い力で簡単圧縮!一度潰せばほとんど復元しません。クラッシャブルパックはこんな時に便利です。
・ゴミ箱のサイズが限られている車両内や公共スペースなどに。
・ご家庭のゴミ箱もスッキリ!
環境を配慮したMAP包装
紙+バリアフィルム構成にすることで環境配慮と鮮度保持の両面を可能にしました。
紙に置き換えることで、プラスチック使用量を約85% 削減し、石化由来資源の使用量も大幅に削減出来ます。また、紙を使うことでCO2 の排出量削減にも繋がります。(カーボンニュートラル)
従来のバリア性プラスチック容器から紙+バリアフィルムにすることで、鮮度保持と環境配慮の両立が可能です。
バリアフィルムは紙から手ではがすことができます。
素材毎で分離させ、リサイクルまで意識した容器となっています。
PP紙配合グレード
紙パウダーを主原料としたPPとの2種類3層となる環境配慮素材です。
紙パウダーを51%配合することで、石化由来資源の削減へとつながります。
資源採取~ペレット製造までのCO2排出を従来の石化由来品と比べ大幅に削減できます。
右記のグラフは資源採取からペレットの製造までに排出されるkg-pelleあたりの温室効果ガス(主にCO2) の総排出量の比較をJEMAI-LCA Pro ソフト(Ver.2.1.2)を使って解析したグラフです。
※ご協力:株式会社環境経営総合研究所様
紙の風合いを持ちつつ、プラスチックと同様の機能がある従来プラスチックの代替品です。
PPタルク高配合グレード
PP素材にフィラー材(タルク)を配合させた素材です。石化由来では無いタルクを52%以上配合することで、石油資源の使用量を抑えることができます。
主原料に天然資源を使用することで環境負荷も軽減できます。原料生成で使用する水や木などの使用量も削減できます。
天然資源を配合することで、石化由来資源の削減につながります。
非プラスチック扱いの為、プラマーク無しでの作成ができます。
PPF バイオマスグレード
PP素材にフィラー材(タルク)を配合し、更にバイオマス素材を配合した環境配慮型素材です。高剛性で耐油・耐寒・耐熱に優れ、電子レンジ対応(テイクアウト・冷凍食品)に向けた容器で使われる素材。
バイオマス原料を使うことで石化由来資源を削減して、持続可能な社会に貢献できます。
バイオマス原料を使用することで、カーボンニュートラルによる社会貢献が可能です。
冷凍環境下でもご使用いただける材質です。電子レンジに対応した素材で冷凍食品やテイクアウト容器にご使用いただけます。
セルロースから生まれた自然にモドセル素材
植物繊維(セルロース)が主原料の環境配慮型素材です。
※ご協力:株式会社アミカテラ様
セルロースとは、地球上でもっとも多く存在する炭水化物です。石化由来資源の枯渇問題の解決にも繋がる素材です。
地中・海洋分解も可能です。コンポスト時、特定の環境下に限定せず常温での分解が可能な為、分解時に「メタンガス」の発生もありません。
植物由来原料を使うことで、カーボンニュートラルによる社会貢献が可能です。又、焼却時のダイオキシン類が発生しません。
ペットボトルキャップのリサイクル素材
ペットボトルキャップの再生品を利用したPPとの2 種3 層の環境配慮型素材です。
ペットボトルキャップはリサイクル率が低く、焼却処分を行われている事が多いのが現状です。リサイクル率を上げて更に廃棄量も減らすことが環境配慮に繋がります。
PPの代わりにキャップをリサイクルした原料を使用することで、石化由来(バージン)資源量を減らすことに繋がります。
ペットボトルキャップの回収を謳ってリサイクル原料を使用することで、消費者や関連企業へエコの体験を与えることができます。エコへの関心度を高める啓蒙活動にも繋がります。
食用に適さないお米を有効活用した素材
お米由来の原料を配合した環境配慮型素材です。
※ライスレジン®は株式会社バイオマスレジン南魚沼の登録商標です
食用に適さない古米など、廃棄されるお米をアップサイクルすることで、ごみの廃棄量を減らすことに繋がります。
日本の代名詞のお米を使うことは大きな訴求ポイントにもなります。
食用に適さないお米を有効活用することで、大幅に石化由来資源の削減に繋がります。
お米を原料として使うことで、カーボンニュートラルによる社会貢献が可能です。
耐熱性で省資材化・省人化を実現する容器
PETを結晶化させ、耐熱性を約220度まで高めた素材。
約220度前後までの耐熱性を持つ為、焼成用の容器への移し替えなどの必要がなくなるため省資材化にも繋がります。
また、焼成可能にすることで製造工程の自動化が現場の省人化に繋がります。
バリア素材と同等のバリア性があり、トップシールも可能です。
賞味期限・鮮度保持を延長させることでフードロス削減に繋がります。
冷凍対応のお弁当容器でフードロス削減
冷蔵よりも長期間保存が可能なので、お弁当をまるごと冷凍に対応することでフードロスを削減できます。
冷凍で保存し、レンジで解凍したものをそのままお弁当へ!容器で家事負担の減少が実現!毎日のお弁当作りの負担軽減ができる冷凍つくりおき専用の容器です。
ど冷えもん(冷凍食品の自動販売機)用の容器でフードロス削減
ど冷えもん用の容器でフードロス削減に貢献
ユーザー様のご要望を受けまして、市場流通品を参考に弊社NB品としてど冷えもん用容器を作成致しました!「ど冷えもん」を使うことで、無人化・省人化によるコストを削減し、24時間365日販売が可能に。
当社独自で冷凍輸送テスト実施し容器に破損がでないかを確認。
【冷凍輸送テスト区間】(1)東京~大阪 (2)東京~山梨 (3)東京~長野
更に落下テストも実施(10回)し破損が出ない事を確認し流通にも耐えうる容器のテスト検証済み。
・非接触での販売形態(対面接触の削減)
・食品ロスの削減(ロングライフ化)
・人件費の削減(省人化)
・販路の拡大(販売機会ロスの削減)
・屋外設置可能(省スペース)
なるべく有効内寸を大きくし、ど冷えもんにもピッタリサイズに。内容量が多くてもご使用いただけます。
PP素材にでんぷんを配合した容器
PP でんぷん配合グレード |レジーム
PP素材にトウモロコシ由来のでんぷんを配合した環境配慮型素材です。
トウモロコシ由来のでんぷんを配合したバイオマス素材。工業用に栽培されたトウモロコシのでんぷんを使用することで石化由来資源の削減につながります。
バイオマス原料を使用することで、カーボンニュートラルによる社会に貢献が可能です。
生物由来の資源を活用し、バイオマスマークを取得しております(一般社団法人有機資源協会)
最大60%までの配合可能。バイオマスマークを刻印して消費者へ訴求できます。
※ご協力:株式会社コバヤシ様
何度でも生まれ変わる循環型容器
edish(エディッシュ)
飲食店での食品廃材をアップサイクルさせる循環型容器です。色々な食品廃材を独自の技術で成形できます。使用後は堆肥に加工し、堆肥で育てた野菜が再び食に戻る循環を想定しています。
ごみとして排出される食品廃材をアップサイクルすることで「ごみ排出量の削減」に繋がります。
※アップサイクルとは、本来であれば捨てられるはずの廃棄物に新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品に生まれ変わらせることです。
食品廃材を主原料とすることでプラスチックの使用量を削減することができます。
食品メーカーなどの廃材からedishができあがります。
edish と飲食残飯を一緒に回収→堆肥化→その堆肥で食品原材料 を育てるスキームです。
※堆肥化装備貸与可能
※ご協力:丸紅フォレストリンクス株式会社様