「お客様の想いをカタチに」
May / June 2025
1
P×Ptalk
表情は極めて柔和でありながら、その会話の中には
ご縁を大切にする「応援団魂」が宿っていた
「P×P talk」は、当社代表廣川信也が各界で活躍するリーダーと、ビジネスや人生について語り合う対談企画です。
今回の対談のゲストは、国内段ボール・板紙業界のリーディングカンパニー、
レンゴー株式会社 代表取締役社長兼COO 川本 洋祐氏です。
レンゴー株式会社 代表取締役社長兼COO
川本 洋祐氏かわもとようすけ
1955年大阪府出身。78年神戸大学経済学部卒。
同年レンゴー入社、2007年執行役員、11年取締役兼執行役員、14年取締役兼常務執行役員、19年取締役兼専務執行役員-パッケージング部門統轄補佐兼海外関連事業部門管掌。
2020年代表取締役社長兼COOへ就任、現在に至る。
01
川本 応援団に入っていました。学問の方は専門に入ってから(楽天グループの三木谷会長兼社長のお父さんの)三木谷良一教授ゼミの「アメリカ経済学」だけは一生懸命やりましたね。ジョン・メイナード・ケインズの『一般理論』(The General Theory of Employment, Interest and Money)の原著をひたすら2年間読まされました。

川本 その当時は大学4年生の10月1日が就職活動解禁日として決められてはいたものの、会社によっては内定が8月には取り付けられるいわゆる「応援団枠」が用意されていました。応援団の先輩がいる企業には行きたくないということもあり、解禁日に合わせて就職活動を始めました。
応援団は大学祭運営等の関わりで大学事務員とも親しく、その紹介でレンゴーを企業訪問したところ、人事担当の方がたまたま大学OBで、その日のうちにトントン拍子に事が進み「君、決まったよ」と言ってくれたので、「ここでええかぁ」と思って決めたのが当社です。
そんな安易な決め方だったのか!?と社員から怒られるかも知れませんね(笑)。でもご縁は大事だと思っていて、こんなにすぐに内定を出してくれるところはなかなかないだろう、だからお世話になろうと。しかし行ったその日に内定を出したということもあり、会社側も「本当に来てくれるのだろうか!?」と心配になったようで、それから約1週間後に先輩がやってきて定食屋で昼ご飯をご馳走になり、ますます「ここでいいかぁ!」と決意を固めたのです(笑)。
02
「何でも言ってみろ」は実現しない
川本 いえ、直接関係はありません。レンゴーに海外事業があることを知ったのは入社後で、既に閉鎖されていました。私が配属されたのは埼玉県・川口市にある東京工場。ここでの5年間の段ボール営業経験がその後の人生の礎となりました。お客様が必要とされる包装資材は段ボール以外でも全部自分で探して調達するという、大変ではあるもののお客様の満足を実感しつつ、とても気持ちよく仕事ができました。
その後、(レンゴー創業者 井上貞治郎の甥にあたる)長谷川薫副社長(後に社長)の「営業ができる社員を秘書に」という指示のもとに私が呼ばれ、大阪本社で5年間秘書室勤務をしました。長谷川副社長は海軍兵学校卒業後に特攻隊に入り、沖縄本島海域で撃ち落とされハワイで収容後に帰国という壮絶な経験の持ち主でした。

川本 はい。秘書室にいる間に「レンゴーはもっと変わらないといけない!」との思いが強くなり「応援団魂」に火がついたのか、熱い同世代を集めて「明日のレンゴーを考える会」みたいなことをやったこともありました。私自身は1989年に米ニューヨークが本社のウェストベーコという製紙メーカーに1年間行かせてもらい、一切日本語を使わない外国人ルームメイトとの共同生活を経験し、同社の段ボール工場と製紙工場を全部回りました。
廣川 2000年に大坪清社長(当時)が入ってこられるまでの御社はどちらかというと「ファミリービジネス」的で、外に向けてそんなに開かれた印象がなかったのですが、今の話を聞いて大きな誤解をしていることに気付きました。
川本 私が入社した頃にはもう既にファミリーという印象は残っていませんでした。とにかく何でも言うことができる会社にしようという雰囲気を持ち合わせていました。私は入社以来ずっと自分の上の人に進言し続けてきたので今の若い社員にも言うのです、「組織にとって正しいと思うことは言わないとあかん!」と。
03
川本 実は創業者の井上貞治郎、4代目社長の長谷川薫も「私の履歴書」を書いているのです。1つの企業から3人も出るのは珍しいことで3人目は絶対無理だ!と周りに言われましたが、当時広報部長であった私は「いや絶対に大坪社長(当時)に書いてもらう!」と考えていました。
廣川 レンゴーという会社もお三方の「私の履歴書」ごとに少し違ってみえたのではないでしょうか?また歴代の社長とずっと近くで仕事をされている中でトップが変わると社風が変わるということを感じましたか?
川本 私の秘書時代の社長は東洋製罐出身の加藤禮次でした。その前の社長の山野種松もまだ会長で存命でしたから、山野、加藤、長谷川、大坪と4代の社長と身近にご一緒させていただきました。トップによって大きく社風が変わるということはなかったですが、大坪会長が2000年に社長に就任してからは会社の歴史を重んじるようになりました。それまでレンゴーは意外にも創業者の井上貞治郎の事をあまり意識していませんでしたが、住友商事出身の大坪会長は住友家の哲学や住友の社風や社是を元々大切にしていたので、その姿勢を当社に持ち込んでくれました。
川本 日本の段ボール産業の始まりですからね。「レンゴー株式会社百年史」を編纂したのですが、そのためのレガシー集めによっても、歴史を大切にするという意識が社員間に芽生えました。
また大坪会長が来られてから創業者井上貞治郎と、グループ企業のセッツカートンの前身、攝津板紙の創業者増田義雄氏のお二人の法要が始まりました。このことは当社の従業員にとっては、歴史を重んじる上でも先人を敬う上でも、とても大切なことです。大坪会長に教えてもらいました。

04
よきサーバント=支援者であるべき
川本 こうだと言えるものはないですが、「サーバント・リーダーシップ」という言い方がありますので、どっちかといえばそっちかな?とにかく何でも言っておいで、と。みんなの声を反映しながら一緒にええ会社にしようやないか!というスタイルですね。(※サーバント・リーダーシップ・・・部下を支援して目標達成を促すリーダーシップスタイル。部下の話を傾聴し、共感して成長を支援するタイプ。)
廣川 それは、業界全体への姿勢にも共通しているようですね。
川本 より良い業界にしたいという思いをもって業界の人たちとも接しています。自分たちの業界を良くすることを、みんなが考えないといけないという意識を強く持っています。包装資材業界はほとんどが中堅・中小企業ですが、規模の大小にかかわらず、課題への取組みは、一社一社がしっかりしなければなりません。例えば、政府が後押ししてくれている賃上げ原資の確保に必要な価格転嫁についても、各社でしっかりと実現させ、それを社員に還元し働く環境を改善することが大切です。
廣川 以前大阪商工会議所のインタビューで「中小企業の取引先も多く、同じ段ボールメーカー業界の中堅・中小企業と技術などを通じ、手を取り合うことも多く『中小企業の底上げを図る』という点では商工会議所と同じです。」と答えられていますが、正に今のお話ですね。
川本 当社にはパッケージエンジニアやグラフィックデザイナーがそれぞれ約100人ずついて、必要に応じてそこから生まれるアイデアも提供しますし、機械導入のバックアップもしています。
廣川 1から10までレンゴーさんの中で出来上がった包装資材をエンドユーザーに販売するのではなく、新しい開発やアイデアは外部と連携して生まれていくこともあるのですね。
川本 本当にそうだと思います。一人で考えることなんてたかが知れていますから、いろんな方々と一緒に作り上げていくというのは大事なことだと思います。
05
「情熱」と「敬意」がなければつくれない
川本 段ボール・製紙・紙器・軟包装・重包装、この5つがコアビジネスでそれらを海外でも、ということで、その6つをもってヘキサゴン(六角形)経営と呼んでいます。
廣川 これは包装資材(特に段ボール・板紙)業界においてガリバー企業を目指すという意思表示でしょうか?
川本 いえいえ、段ボールでもグループのシェアは30%台、板紙も30%未満ですからシェアで考えたらそんな存在ではありません。またグループ全体の売上の約6割が段ボール・板紙・紙器で、それ以外の部分をもっと伸ばしていかないといけないという意識は強いです。現在、海外売上比率は連結ベースで2割強です。これを3割に引き上げ、さらにその先へ進まなければなりません。

川本 日本と海外とでは戦略が変わってきます。今まで段ボールは開発途上国では1.5ぐらいあったGDP成長率の弾性値も開発が進んでくると1ぐらいに落ち、日本のように鉱工業生産より他のものが伸びてくる国では1を下回るわけです。日本のようにGDPも伸びず弾性値も下がってくる市場において段ボールの量的拡大は限界があるので、量より質、つまりお客様に我々の付加価値をいかに認めてもらえるのかが課題となり、量の方は例えばインドのような新興国に求めなければならなくなります。
廣川 なるほど、国内のM&Aは単なる売上の積み増しではなく既存の技術と新しくグループ入りする企業のそれとの「掛け算」による新しい価値創造、一方海外はシェアを伸ばすための「足し算」に軸足を置いているように映る要因はそこにあったのですね。ところで海外でも当然これからは「掛け算」のようなシナジー効果も求められるのでしょうか?

川本 東南アジアに進出している日本の大手家電メーカーから品質の安定した段ボールを供給して欲しいという要請への対応が海外進出の始まりです。私も1990年にマレーシアに、その後タイに入り当社の技術指導を真摯に受け入れた現地企業との間で35年にわたりジョイントベンチャーを続けており、今や東南アジアに30工場以上展開しています。そのジョイントベンチャーでの出資比率は、当社は30%程度のマイノリティです。他のエリアではグループ経営を意識し、マジョリティをとっていますが、段ボールの重要性を現地に理解してもらい、その技術が世界にうまく広がることを目的に始めた海外展開なので、それをきちんと受け止めてくれている彼らに敬意を表することも大切と考えます。
06
川本 朋和産業に続いて日本マタイが加わるなどしてフィルム事業も次第に川下が整いつつある中で、トクヤマと組みサン・トックスというフィルムメーカーを発足させました。更に三井化学東セロの株式の51%を取得し、サン・トックスとの統合で2024年4月にアールエム東セロを立ち上げました。これで軟包装分野でも川上から川下まで整えることができました。
廣川 段ボールの製紙から製品までと同じ流れが軟包装でも出来上がったというわけなのですね。
川本 より一層幹を太いものにして、外装段ボールからフィルムを使った個包装までを一纏めにしてお客様に提供できる体制を整えたいですね。フィルムは石油由来なので環境負荷低減が課題になりますが、今回のアールエム東セロの立ち上げで上流部分の理解が深まってきているので、バイオやモノマテリアル素材の研究やマテリアル&ケミカルリサイクルへの取組みなどもより一層加速するものと思われます。
廣川 当社も出資しているアールプラスジャパン(https://rplusjapan.co.jp/)への幹事企業としての参画などはその一環ですね。紙系企業は「紙の時代」がやってきたとしてプラから紙への置き換えを主張されますが紙も万能ではない。またプラ製品をつくるメーカーや商社は「やはりプラがなければ」とは言うが炭素排出に対する責任意識はまだまだ低い。当社含め、紙とプラの両方を扱う当事者として責任を全うするためには、環境負荷の低減につながる素材開発や使用後の回収、再利用までをメーカーとして、とことんやり抜こうという覚悟の表れですね。
川本 そうです。紙で培った当社のリサイクル技術をこれからはフィルム素材に振り向けなければならない。これはパッケージメーカーの社会的責務であり、環境は「リスク」ではなく、「オポチュニティ(好機)」なのだと社内に向かって言っています。
廣川 その環境を「好機」として捉えた様々な取組みを展開されていますよね。
川本 その中でSAF(持続可能な航空燃料)について是非説明させてください。グループ会社の大興製紙が廃材からつくるパルプに酵素を入れて液化させ、そこに酵母を加えることで生まれるバイオエタノールを石油会社に持ち込み、SAFが出来上がります。政府は環境投資に力を入れていて、実際にこの事業に認可も下り設備投資の半額はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構)から拠出されています。
廣川 本来捨てられる、処分されるものがアップサイクルされるというのが一番インパクトありますよね。このような取組みは「レンゴーは本気で環境問題に取り組んでいる」という広報的な意味合いが強いのか、それとも利益を生み続けるビジネスとして捉えているのか、どちらですか?
川本 当然ビジネスとして考えています。環境は社会貢献というだけではなく「環境=ビジネス」だと思っています。そうでなければ永続しません。
07
「横ぐし」を刺すことでますます強固になる
営業を包装の構造設計、グラフィックデザインといった専門性をもってサポートし、更にそれらをひとつにまとめ上げるコーディネーターまで配置するという「組織営業」がきちんと出来上がっていて、さすがだなあ!と思いました。というのも、当社は既存の紙、紙器、プラ容器の3事業に加え、私が1989年に販促事業を引っ提げて入社し計4部門となりましたが、それぞれが売上を競い、名刺のデザインもバラバラで、ある得意先で複数部門の営業がたまたま鉢合わせた際に先方の担当者が「あんたら、同じ会社やったんかぁ!?」と呆れられたという笑い話があるくらい「縦割り」でした。部門同士が競うこと自体は決して間違ってないと思いますが、社内で情報が共有化されず、私が社長になる2010年までは紙、紙器、プラ容器、販促資材に「横ぐし」を刺してワンストップで提案できるメリットを顧客にずっと提供できず、もどかしい思いを長年抱いてきました。


川本 おかげでデザイン提案込みでの新規受注が増えてきていますし、SP部門は大手広告代理店と競合になる機会も多くありますが、彼らよりも高く評価されることも増えてきています。缶ビールの缶のデザインまで行うことがあるのですよ。半期に一度、すぐれた成績を収めた個人やチームを表彰する制度を設けているのですが、それも大きなモチベーションになっているのだと思います。
08
川本 いかにイノベーションを起こすか、だと思います。そのために日々の仕事の中で「気づき」をどうやって創り上げていくかが課題です。かつて日本人は好奇心をもって「気づき」を具現化していくことを得意としていましたが、「失われた30年」の中で安閑としてしまっています。もう一つは日本には「サービスは無料」の風潮が残っていることが問題だと思います。限界利益さえ確保できたらいいのだという考えを捨てて、価値は価値として認めてもらえるような努力を業界あげて続けていく必要があります。そのことを個々の企業がしっかりと意識することが大切です。今は賃上げもマストですし、様々な企業が「パートナーシップ構築宣言」を出し、政府も後押ししているので、それを受けて誠実に対応していく。それを積み重ねることで自ずとそれぞれの価値も上がってくると思います。
廣川 おっしゃるとおりですね。伺いたいことはまだまだありますが、時間の関係でここまでとさせていただきます。本日はお忙しいところ、対談に応じていただきありがとうございました。
〒530-0005
大阪市北区中之島2-2-7 中之島セントラルタワー25〜27F
TEL:06-6223-2371
東京本社
〒108-0075
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス17F
TEL:03-6716-7300
オフィシャルサイト:https://www.rengo.co.jp/(外部リンク)
2
ピックアップ
スイーツから惣菜まで!多用途に対応できる容器
さらに、カップ形状の容器は片手で持ちやすく、ワンハンドで手軽に食べやすい利便性を叶える食シーンを提供するほか、カップの側面から料理の断面が見える視覚的な魅力も訴求することができ、SNS映えを狙った商品としても提案できます。さまざまな業界の製造者、販売者の皆さまにとって、新たな視点と新たな価値を創造するお手伝いができると考えています。
(エースパック事業部)

ワンハンドで手軽に食べやすい利便性を叶えます。

料理の断面が見えることで視覚的な魅力を訴求できます。
使う人と環境に配慮した対話カードセット
「CIRCULARDIALOGUE」は、日常の自己内省や家族、職場での対話、教育現場など様々な場面で活用可能な商品です。今回の案件では、パッケージだけでなくカード自体の製造も承り、カードの使いやすさを追求するために一般的に馴染みのあるトランプを参考に、カードの厚みにこだわりました。さらに、このカードセットには、バガスというサトウキビを加工する際に発生する残渣を使用したエコな紙や、印刷には環境負荷の少ないベジタブルオイルインキを使用しています。パッケージとカードの製造を当社でまとめて承ったことで、カードの使いやすさや環境に配慮した素材を使用する付加価値を提供できました。
(パッケージ事業部)

知恵と発想で価値を創る!人気スイーツブランドのノベルティポーチ開発
今回製造をした「マルチポーチ」は、同社の代表商品である「バターサンド」を連想させるスクエア型のデザインを採用しています。プレミアム感と実用性を兼ね備えたマルチポーチとして、ブランドの世界観を損なうことなく仕上げました。ノベルティグッズは、予算内で最大限の効果を引き出すことが重要です。当社では、豊富な商品知識と柔軟な発想力を活かし、お客様の理想を形にする提案型営業を強みとしています。今回も、素材選びから仕様設計まで知恵を絞ることで、高品質と低コストの両立を実現しました。
(プロテック事業部)
【プレゼント詳細】
プレスバターサンドギャラリー常設店舗にて、税込み3,500円以上ご購入の方にプレゼント。
なくなり次第終了となります。(2025年1月15日時点)

3
現場からのセレクト情報
鉄板グルメのテイクアウトに最適な新商品をご紹介

(エースパック事業部)
近大マグロが贈り物に!近畿大学ブランドを形にするパッケージ

本商品は、近畿大学内をはじめ、近畿大学アンテナショップなどでも販売しています。
(パッケージ事業部)
N.Y.C.SAND10周年の誇りを包む、特別なギフト缶の開発

お菓子のアソート内容は販売時期によって異なります。
(プロテック事業部)
4
米国アトランタに本拠を構えるGraphicPackaging INTERNATIONAL社は、早々とPPWRの最終承認日に合わせてスペインの食品ストア向けに新製品PaperSeal® Shapeトレイを販売することを発表した。このトレイは規制の影響が少ない板紙と薄膜のプラスチックフィルムを融合したもので、プラスチック使用量を容器全体の10%未満に抑え「PPWRに適合する包装」と訴求している。シェルフライフを延長するガス置換包装が可能で、新鮮な調理済みフルーツやサラダ、ディップ、冷蔵したReady-to-Eat(そのまま食べられる)食品に最適だという。従来のプラスチックトレイに比べ、プラスチック使用量を80~90%削減した。マルチ・コンパートメントや深めのトレイにも使用できる。リサイクルが容易なプラスチックトレイ代替品として市場投入する。
参考資料:Graphic Packaging INTERNATIONAL社のカタログ(外部リンク)

5
企業プレゼンテーション(関西編)を実施

まずは、当社の制作事例展示ルーム「アイカムルーム」で、当社の手掛けた商品パッケージの数々を紹介しました。その後、本社にある社員用リフレッシュルーム「バックステージ」で、パッケージデザインに込められる多くの要素(中身の商品、ターゲットカスタマー、売り場、パッケージのグラフィックデザイン、素材、表面加工、機能設計など)について、実例を交えながら紹介しました。学生の皆さんからは鋭い視点の意見や質問が寄せられ、私たちにとっても大変刺激的な時間となりました。また、製作者の想いや情熱について深く理解していただけたことも大変嬉しく感じました。
全国から744点もの応募があった本賞の受賞者たちとの交流を通じて、パッケージデザイン業界の未来を担う若い才能の可能性を強く実感しました。今後も、このような産学連携の取り組みを通じて、業界の発展に貢献していきたいと考えます。
6
個包装に描かれたゆるいキャラクターがくせになる!
温めて食べるどら焼き『ホットドラバター』

〒933-0956
富山県高岡市宮田町2-1
電話番号:0766-25-0514
営業時間:8:00~19:00
定休日:水曜日
https://hotdorabutter.com/(外部リンク)
7
新たな時代へ環境と健康を守るノンフッ素耐油紙

(1)フッ素フリーの安全性
「O-hajiki」は、有害な有機フッ素化合物を一切含んでいません。これにより、健康リスクを低減し、環境負荷を大幅に削減します。
(2)優れた耐油性と通気性
フッ素を使用せずに高い耐油性を保持しながら、優れた通気性も併せ持っています。揚げ物やベーカリー商品などが蒸れずに美味しさを保ちます。
(3)様々な用途に使える
ハンバーガーの包み紙をはじめとして、フライドチキンや天ぷら、ピザやホットドッグ、パンやクロワッサンなど油分がある食品の包み紙として利用可能です。コンビニ等のホットスナックの持ち帰り袋としても最適です。紙の色は印刷加工がしやすい白色とナチュラルな印象がある茶色の2種類展開です。
安心安全を守る次世代包装材
多くの消費者が重視する「健康と安全性」を保証する包装素材「O-hajiki」。この製品は、お客様に安全で美味しい食品を提供するお手伝いをいたします。
8
食べ放題コースがある回転寿司屋でお腹いっぱいに
函まるずし 函館大川店
住所:〒040-0084 北海道函館市大川町14-3
TEL:0138-45-1441
アクセス:道南いさりび鉄道線 五稜郭駅 徒歩11分
JR函館本線 五稜郭駅 徒歩11分/五稜郭駅から601m
西鉄貝塚線/西鉄新宮駅(2.3km)
駐車場:あり
営業時間:平日11:00~21:30(LO21:15)
土日祝10:30~21:30(LO21:15)

9

2024年に50周年を迎えたサンリオのキャラクター、ハローキティは、ハワイでも変わらず人気です。現地では、ハワイ限定の日焼けしたサンリオキャラクターのグッズが数多く展開されています。花飾りやサングラス、水着を着用するなど日本では見かけないデザインに一層の限定感を感じることができます。今月はお土産の新しい定番となりつつある日焼けキティがデザインされたエコバッグをプレゼントします。不織布製で軽量ながら、サイズが大きいので荷物がたくさん入りレジャーシーズンにピッタリです。