2024年07月25日 P&Ptimesインフォメーション

飽きさせない | P&Ptimes vol.23


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パッケージとプロモーションで
「お客様の想いをカタチに」

P&Ptimes

vol.23
July 2024

パッケージ&プロモーションを手がける会社が発信するP&Ptimes_vol23 | 飽きさせない

Topic
1
P×Ptalk

第2回 廣川信也 × 杉野公彦氏 
ビジネスのヒントになる話
P×P talkとは?
「P×P talk」は、当社代表廣川信也が各界で活躍するリーダーと、ビジネスや人生について語り合う対談企画です。
22歳で起業して国内最大のボウリング場チェーンをつくり上げ、北米事業だけで今や100億円の経常利益を稼ぎ出す同氏との対談を通して、経営を進める上で、冷静な判断力と情熱的な行動力は相互に補完し合い、そのバランスを取ることの重要さに改めて気づかされた。(廣川信也)
第2回目は、株式会社ラウンドワン代表取締役 社長執行役員 杉野公彦氏です。

対談の全編はYouTubeでご覧いただけます。

株式会社ラウンドワン 代表取締役 社長執行役員 杉野公彦氏

PROFILE
株式会社ラウンドワン 代表取締役 社長執行役員
杉野 公彦氏すぎのまさひこ
1961年 大阪府出身。1982年、桃山学院大学在学中に父親からローラースケート場を引き継ぎ、複合形態の店舗へ改装。その後1993年に株式会社ラウンドワンを設立、取締役社長に就任。
1997年8月大証二部へ上場、1999年9月には東証一部上場を果たし、2010年8月海外1号店としてアメリカ・ロサンゼルスへ出店。現在に至る。

column
01
事業に大切なのは
アクセルとスピードの「バランス」
社長同士の対談の様子
廣川 ある人からかつて経営者と事業家の違いを説かれました。前者はステークホルダーへの責任を優先し、後者は自身の夢やロマンを優先すると。杉野さんはどちらですか?
杉野 両軸もっていないとだめでしょう。サラリーマン社長でない限り皆そうじゃないでしょうか。私は70歳までに退くと公言していますが、それまでは22歳の時と同じように全速力で事業を展開していきます。
廣川 新規事業や海外進出といった新しいことに舵を切る時、どの程度の勝算をもってそれに臨むのですか?ある人は51対49であれば、と言いますが。
杉野 答えがある程度出ている場合と出ていない場合があります。長期間テストマーケティングをやっても、途中で臆病になったり、一定の結果に満足してうまくいかないことが多い。劇的に利益を上げるとか大きく方向を変える場合、ある程度のマーケティングは必要ですが、ありったけのスピードで進まないといけないのか、徐々にスピードアップすればいいのかはその時々の判断です。それで失敗したことは何度もありますが、それは結果論ですから。

column
02
事業は「他から手に入れるもの」ではなく
「自ら育てるもの」
廣川 後継者不足や将来に課題を抱える同業者からさまざまなM&A案件が持ち込まれることもあると思いますが…。
杉野 全く興味がないです。ラウンドワンがやりたいのであって、ボウリング場やゲームセンターがやりたいわけではないですし、単純に目の前にある利益が欲しいわけでもないですから。唯一連結子会社化した会社は、北米進出の際に大きな貢献をし、我々が独自では開発できない、輸出分だけでは数量的に成立し得ないクレーンゲーム用の人気キャラクターのぬいぐるみを調達する機能を有しています。外部と資本提携するのは、こういったお互いが補完し合えるwin-winの関係が築ける場合のみです。
廣川 2010年にアメリカに1号店を出されましたが、もともとアメリカで生まれたボウリングやビリヤード、アーケードゲームを日本流にアレンジし、それをアメリカに逆輸出するというビジネスモデルの成功のカギはどこにあったのですか?
杉野 2010年にアメリカ1号店を出す前、向こうにはボウリング場が8,000店あるものの、そのほとんどが設備も古く規模もさほど大きくなかった。私たちは彼らの1店舗当たりの売上の10倍を目指して1号店を出店。そうでなければ進出する意味がないとして、初年度1店舗、2年目2店舗、3年目3~4店舗、4年目6~7店舗といった計画を描いていました。
海外のラウンドワン店舗海外のラウンドワン店舗(公式サイトより)
今でこそ大阪の千日前店に匹敵する売上を誇る1号店もその当時はまずまずの業績程度、それに輪をかけて新興住宅街の近くの2号店は大きな見込み違い。サブプライムローン問題でその住宅街がゴーストタウン化したのです。私たちのリサーチ不足でした。それを教訓に進出のスピードを落とし、実際には4年目までは1店舗ずつしか増やしませんでした。その慎重さが結果として今の成功につながっています。
レストラン&アミューズメント「Dave & Buster's」
レストラン&アミューズメント「Dave & Buster’s」
廣川 そうやってアメリカ進出が成功したわけですが、現地にはデイブ&バスターズという強力なライバルがいますが、差別化はどのように?
杉野 実は、ラウンドワンが北米進出する前の2005~6年あたりに、ボウリングとビリヤードとアーケードゲームが楽しめてお酒も飲めるカッコいいデイブ&バスターズのM&Aの話が持ち込まれましたが、乗りませんでした。なぜか?私たちは先に述べた自前主義だったから。今彼らは私たちを研究して復活を遂げ、その利益を同業者の買収に充てて店舗数を大きく増やしましたが、これ以上の新規出店の余裕はない。逆に私たちは一度に多くの店舗を手に入れることはできないが、自前でこれからも新規出店が可能。さらには、大型のラウンドワン店舗にカニバリゼーションをもたらさない、小規模のクレーンゲーム中心の独自のサテライト店舗もつくれるというわけです。
廣川 なるほど、僕たちの包装資材業界でも、M&Aで一度に短期で製造・物流・販売能力を手に入れる道を選ぶのか、それとも時間と手間はかかれども世の中の流れを読みながら外からの影響を受けず事業を展開する道を選ぶのかという選択肢が存在するのですが、それと同じですね。

column
03
顧客との接点づくりは大きな「打ち上げ花火」ではなく
小さな「線香花火」の連続
廣川 30年以上前からさまざまなノベルティを納品させていただいていますが、ラウンドワンではそれにかけたコストを次の売り上げにきちんと繋げる活きた販促を行っているなあといつも感心しています。実際のところはどうですか?
杉野 いや、それほど計算づくで行ってきたわけではありません。ただ、ボウリング場で他店と大きな差別化を図ることは難しい。そこで、例え小さな「線香花火」のようなイベントであってもその効果を引き上げるための、そして楽しいラウンドワンでの思い出を記憶に留めてもらうためのフックとして、例えばロゴ入りのボウリングピンのストラップを配ることで、「あっ、ラウンドワンに行こう!」というアクションを起こしてもらうきっかけになればという思いで長年取り組んできたのです。
廣川 CMだけでは実現しない、体験からくるブランドオーナーと消費者との間の「共感性」づくりをノベルティの役割の一つとして当社は掲げていますが、まさにラウンドワンのノベルティはその大きな成功例だと僕は思っています。

column
04
多種多様化した消費者ニーズに適うサイズの
「受け皿」づくりがこれからのBtoCビジネス成功のカギ
廣川 先日訪れた大阪・千日前店の1階は、見渡す限りぬいぐるみやキャラクターグッズが入ったクレーンゲームで埋め尽くされており、外国人観光客も交じって大盛況でした。この現象の要因は?
杉野 かつてはクレーンゲームもいろいろな施設の店頭に1台置いていればビジネスになりましたが、今はそうはいきません。なぜならば、昔は地上波や封切映画の限られたコンテンツに消費者も商品サプライヤーも一点集中していましたが、今はNetflixなどのオンデマンドで数百種類のコンテンツが並立し、それぞれに一定のファンがついています。したがってサプライヤーはそのボリュームさえ把握できれば受注生産で思い切ってゲームセンターに商品投入でき、大きな在庫リスクもないので次々に新しい商品ができ、リピーターが来店して売り場に好循環が生まれます。が、逆に限定的な台数しか設置できなければ、消費者はそこに興味を示さないというわけです。
千日前店のクレーンゲームの様子
廣川 なるほど! 幅広いバリエーションのキャラクターの「受け皿」として、そしてキャラクターを生み出すIP(知的財産)企業、それを活用する商品サプライヤー、さらにそれを享受する消費者、この三者の間をつなぐ「メディア」としてラウンドワンは機能しているのですね。最近当社では「有償販促」という提案を各クライアント向けに行っています。それは無償で配る販促品ではなく、消費者がそのコストを負担し、かつそれが次のリピート購入や新たな顧客づくりにつながるグッズのことです。例えば、プロ野球やJリーグのスタジアムで販売される選手の写真入りのドリンクカップやテーマパークのキャラクターをかたどったアイスクリームカップなどで、当然普通の容器に入ったものよりかなり高いですが、満足して消費者はそれら購入し、SNSにアップしたり部屋に飾ったりして次の購入につながるメディアとしての機能をしているという点では、このクレーンゲームビジネスはまさに「有償販促」だと僕は見ています。

column
05
「技術立国・ニッポン」の完全復活までの間
「日本の一流のおもてなし」
外貨獲得の手段となって踏ん張らなければならない
廣川 新事業として昨年12月に「最高峰の日本食を世界へ」というテーマを掲げて、国内の予約超困難店約20店舗を日本のドリームチームとしてまとめて海外へ進出する新事業「ラウンドワン・デリシャス」を立ち上げられました。あのアイデアはどのようにして生まれたのですか?

杉野 今や多くのインバウンド旅行者、その中でも特に富裕層は予約が1年半先まで埋まっているような鮨や天ぷらなどの超予約困難店での食事を楽しみに来日し、日本料理や食材に対する造詣もある意味日本人よりも深い。にもかかわらず、実体験で言わせていただくと、その人たちが本国に帰って立ち寄れるのは「えっ!本当にこれを日本食として提供するのか、うそやろ!?」と首をかしげたくなるようなお店ばかりで、海外ではホンモノの日本食を提供しているお店がほとんどない。

その時にこの事業がイメージできました。私たちは食の専門家ではないので自分たちで料理をつくることはできませんが、北米進出の日本のサービス業で初の経常利益100億円企業ならではのスキーム、つまり優良不動産物件の確保、建物や設備というハードと運営システムや人材マニュアルというソフトづくり、さらには許認可や労働問題といったレギュレーションに対する知見と販促アイデアの提供が行える。つまり、一流の料理やサービスの提供はそのブランドを有するお店が行い、その運営をラウンドワンが預かるという役割分担のもとに生まれたプロジェクトが「ラウンドワン・デリシャス」なんです。
廣川 なるほど。アミューズメントでもそうであったように、飲食事業でもそうした発想で海外に進出される。これは言わば、新しい外貨獲得スキームの「水先案内人」のように見受けられますが。

本物の日本食を海外へ

杉野 そうです。外貨を獲得しないとダメです。内需に頼った結果がここ十数年の日本の現状で、その責任は誰彼ではなく経済界全体にあると思います。世界の人たちが日本に大勢来てお金を落としてくれてよかった、だけではなく、そこで触れた「一流」を自国に戻っても同じクオリティで楽しめる…そういう状況を私たちはつくらないといけない。
これまでは、それらを持って行って広める勇気もノウハウもなかった。でも今は、商社が何から何まで面倒みますという時代じゃない。中小企業だって、あるいは職人一人でも海外で勝負できる時代です。ただ、いつまでもそれが成立し続けるわけではない。今の小学生や赤ん坊がもう一度「技術立国ニッポン」の旗手として30年後に活躍し外貨が獲得できるようになるまでの時間稼ぎかも知れませんが、日本の文化を世界に売れるようにするのが、今の40代、50代、60代の事業家の役目だと私は思っています。

column
06
少子高齢化社会の中では変わり続けることで
リピーターを獲得し続けること以外に企業を継続させる道はない。
天敵は「飽き」。それは社外に向けても社内に向けても同じ
廣川 僕から見ると、杉野さんはエンターテイメント事業において“半歩先”くらいの需要をうまく捉えて、一つ所に留まらず、常に次の一手を繰り出すことを考えているように映るのですが?
廣川社長
杉野社長
杉野 もちろんそうです。一番の天敵は「飽き」なんです。人口減少が続く中での事業継続において、人生の長いスパンでずっとリピーターであり続けてもらえるかが大事。それぞれのお客様の「人生」の中で常にラウンドワンが宿り続けてもらうことが大切なのです。例えば、20代の頃に来店されていたお客様が40代になると突然来なくなるということがあります。提供しているコンテンツに飽きるからです。そうならないよういかにして新しい楽しみを提供するか。デート、子連れ、シルバーといった各ライフステージで常にお店に来てもらえるような誠意のこもった接客、仕掛けや話題づくりや設備投資をやり続けなければならないのです。
廣川 なるほど。われわれは消費者の嗜好や興味が目まぐるしく変化するコンビニや食品スーパーにパッケージを供給していますが、クライアントが開発する一つの商品を何人の消費者に買ってもらえるかだけではなく、その商品の中身とパッケージのマイナーチェンジを繰り返すことで一人の消費者のライフステージでどれだけリピートして買ってもらえるかを考えて提案しないといけないということと同じですね。ところで、ラウンドワンは今年4月にホールディングス化し組織の再編を進めておられますが、杉野さんのDNAを次代にどう継承し、ラウンドワンを今後どんな姿に昇華させていこうと考えておられるのでしょうか。

杉野 社内規定で社長の定年を70歳以内と決めています。現在63歳なので最長あと7年です。身内から後継者は出しません。かといって外部から招くこともしません。必ず内部の人間に引き継ぎます。うちの役員は40-50代ですが、彼らが私の後を継ぎ、その次も現在30代の社員が継ぎます。DNAを受け継ぐことがいい場合もあるし、そうでない場合もあるでしょう。先ほども述べたように、私たちの天敵は「飽き」です。ラウンドワンのトップに求められるのは、変わり続けること。勇気を持って時代の変化に対応し、お客様を口説く前に、社内を口説く力が必要です。動かないことは最悪。変化に果敢に向かっていく人がトップになれるような、あるいは選ばれるような会社にならないといけないと思っています。

廣川 本日はありがとうございました!
ラウンドワンロゴ
ラウンドワン株式会社

本社
〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5 丁目1 番60 号 なんばスカイオ23F
オフィシャルサイト
https://www.round1.co.jp/(外部リンク)



Topic
2
パケトラ | pake-tra.com

ロンドン発イタリアン・デリ
「リナストアズ」に学ぶ80 年以上愛される店づくりのヒント
白とパステルグリーンのストライプが目をひくイタリアンレストラン、「リナストアズ」が日本に上陸したのは2021年のこと。発祥はロンドンのソーホーで、1944年から続く老舗中の老舗イタリアンです。数年前までリナストアズは第一号店のみでしたが、今ではロンドンのいたるところでこのストライプを目にするように。ロンドナーのみならず世界中に熱狂的ファンを持ち、はるか遠い日本にまでやってきたリナストアズ。今回は、この80年も続く大人気レストラングループのサクセスストーリーに迫ります。
イタリアンレストラン「リナストアズ」

消費者が手にとりやすい親しみのあるオリジナルグッズ
揺るぎないインディペンデントな精神で
唯一無二のポジションを

リナストアズの人気をけん引しているのは、紛れもなくオリジナルグッズです。特徴的なカラーとストライプを身にまとった商品は、スタイリッシュかつシンプルで、消費者が手にとりやすい親しみのあるもの。ブランド色を押し付けるのではなく、どれも商品そのものへの敬意とオリジナリティがうまく混じり合っています。色とブランドの結びつきはマーケティングにおいて欠かせない要素。店構え、商品パッケージングやスタッフのユニフォームなど、同じ色を繰り返し一貫性を持たせることでブランドの認知度を高める力が生まれます。

そこに折り重なった歴史やストーリーが独自のカルチャーをうみ、メッセージ性の高いブランディングの成功に貢献しているのでしょう。ロンドンでは、せっかくいい店を見つけたのに次に通りかかったら閉店していた…。そんなことは珍しくありません。家賃高騰にともない移転を余儀なくされることもあれば、経営難で仕方なく店じまいといったことが日常茶飯事。長く同じ場所に住む人にとっては、一緒に年月を重ねてきたお気に入りの店に大きな愛着があるもの。新しく変わりゆく街の風景に少し寂しさを感じることもあるけれど、リナストアズのようにいつまでも変わらない元気な店の姿に出会うと、なんとも言えない安心感に包まれるのです。今回取材してわかったこと。それは、リナストアズの確固たるポジションの裏には、ロンドンの人々と歩んで育ててきた長い長い伝統が息づいているということ。


記事の続きは「パケトラ」でチェックしてみてください。
(外部リンク)ロンドン発イタリアン・デリ「リナストアズ」に学ぶ80年以上愛される店づくりのヒント



Topic
3
NEWS CLIP

日本と欧米のパッケージング業界に精通したパッケージマイスター森泰正氏による寄稿コーナーです。
消費者を飽きさせない新製品へのチャレンジ
P&Gが3月に発売した新衣料用洗剤 ’Tide evo’は、タイルの形をした非液体洗剤 (P&Gはこの新製品をその形から‘Tile’と呼んでいる)で、包装材には厚板紙のカートンを採用している。米国では洗濯には通常温水を使うが、Tide evoは常温水で洗濯することを勧めており省電力、しかも節水設計で、米国家庭の洗濯プロセスに革新をもたらすと、話題になっている。P&Gは洗剤の世界のトップメーカーだけに、新製品や新パッケージを次々発表して「消費者を飽きさせない」チャレンジを続けている。
P&Gの新衣料用洗剤 Tide evo
(外部リンク)Tide evo

何万もの極細繊維の6層の成形加工されたパッケージ

洗剤の歴史を振り返れば、固形石鹸、粉石鹸、液体洗剤、濃縮液体洗剤、そして最近では日本の消費者にもお馴染みになったジェルボル(米国では‘PODS’と呼んでいる)があり、パッケージもプラスチックボトル、スタンディングパウチ、バッグインボックスの‘Eco Box’などを投入して、この退屈な家事を飽きさせない工夫を随所に凝らしている。Tide evoは、洗浄成分を水なしで何万もの極細繊維に含浸して6層のタイル状の成形加工したものだ。これを水中に投入すると即座に活性化して、効率的で優れた洗浄力を発揮するという。このタイルを22個入りか、44個入りの防湿対応のカートンに収納している4月にコロラド州でテスト販売された後、年内には全米で展開するという。

責任編集 :株式会社パッケージング・ストラテジー・ジャパン 森 泰正



Topic
4
お取り寄せのパッケージ

厳選パケ買いスイーツ
何度も訪れたくなる飽きさせない味わいのキャラメル

「NUMBER SUGAR」は、バラエティ豊かな12種類のフレーバーと、何度もリピートしたくなる飽きのこない味わいが魅力の大人気キャラメル専門店です。
特に人気の高い「8個入りギフトBOX」は、「つぼみ」「五分咲き」「満開」の3種類のバラの咲き具合がデザインされており、まるで一輪の花をプレゼントするように、送る相手を想像しながら商品を選ぶことができるように工夫がされています。


バラエティ豊かな12種類のフレーバ


NUMBER SUGAR

NUMBER SUGAR Omotesando SHOP
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-11-11 1F
TEL:03-6427-3334
営業時間:11:00~19:00 定休日:なし



Topic
5
New Packnology

包装業界に関する最新技術の情報をお届けするニュー「パクノロジー」
簡単に開封できて環境に配慮した新時代の包装形態
パキッとオープンの魅力とは

パキッとオープンは、ブリスターパックの代わりとして使用できる新しい包装材です。パキッと折るだけで簡単に開封できる画期的なパッケージです。ブリスターパックは、商品の中身を見せたり、吊り下げ展示に適していますが、一部のブリスターパックは、商品を取り出す際プラ素材と紙の台紙が強固に接着されており剥がしにくいものがあります。また、ブリスターパックは円筒形の商品が中で回転してしまう問題がありましたが、これを解決するために商品形状にフィットするシュリンクラベルと台紙で固定する仕組みになってます。従来のブリスターパックに比べ、プラスチック使用量を大幅に削減でき環境に優しく、かつ金型が不要で初期費用が抑えられます。デジタル印刷で製造することにより小ロット・多品種の生産が比較的容易です。同じ寸法であれば複数の商品を一括で印刷できるため、コストを削減しながら様々なデザイン展開が可能です。


パッケージのプラスチック削減例


パキっとオープン

おすすめの用途

パキッとオープンは、種類が多い商品、販路先に合わせたデザイン変更、期間限定や地域限定の商品、テストマーケティングなどに最適です。売り場に応じてフック穴を設けることもできるので棚に置いて並べることはもちろん、吊り下げて陳列することも可能です。新感覚の開封体験ができるパキッとオープンを、是非ご活用ください。



Topic
6
アイデアピックアップ

「飽きさせない」に関連した廣川がお届けする商品

PICK UP01

多くのコンテンツやキャンペーンと
ノベルティグッズで消費者を飽きさせない!

飽きさせないノベルティグッズ

当社のプロテック事業部ではキャンペーン毎に目まぐるしく変わるノベルティグッズを数多く作製してきました。キャンペーンに必要なノベルティグッズは、グッズ自体に消費者を楽しませるギミックや集客に紐づく要素が必要となります。ラウンドワンでは、ボーリングだけでなくカラオケ、ビリヤード、スポッチャ、アミューズメントなど1つの建物で数種類の遊び方(コンテンツ)を展開しています。それぞれのコンテンツで性別や年齢を問わず幅広い世代から支持を得るためのキャンペーンが催されており何度来店しても飽きることなくその都度ワクワクとした高揚感を感じることができます。そしてノベルティグッズは、その高揚感をさらに盛り上げる役割を担っています。

PICK UP02

唯一無二の容器で
飽きさせない売り場を演出!

当社のエースパック事業部が取り扱う「調理器具コンセプト容器シリーズ」は、売り場や食卓で映える容器という発想で販売を開始して以来、数多くの商品に採用されてきました。この本物のような可愛い見た目の容器は、他社にはない唯一無二の形状で中身を引き立てるため、飽きさせない売り場を演出する一助に繋がっています。

唯一無二の容器で飽きさせない売り場を演出!

韓国鍋容器
売り場で演出してアピールできる
近日リリースの新商品「韓国鍋容器」も人気が絶えない韓国料理にピッタリな容器で、目に留まる本物志向の見た目で訪れたお客様を魅了することが期待されます。

PICK UP03

心地良い開封感で飽きさせない
ヘアケアルーティンを実現

これまで本誌でも紹介してきたEasysnap®は、当社が取り扱っているカード型の液体用パウチです。使いやすさやコンパクトさに定評がありますが、パキッと割って中身を取り出す開封の小気味良さも好評です。コアミーサロンケアセラムトリートメント(株式会社アリミノ様商品)は、週に1回の集中ヘアケア商品として2021年から展開されている商品です。1回使い切りで定量で取り出せるという付加価値に加えて、定期的な使用を促す目的でEasysnap®をご採用いただきました。まるで美容室で施されるスペシャルケアを自宅でも行えるという特別感をインスパイアさせるEasysnap®によって、消費者の継続的なヘアケアを「飽きさせない」仕掛け作りを実現しました。

心地良い開封感で飽きさせないパッケージ

生産性をアップして効率化アップするパッケージ
PICK UP04

見た目の美しさが
消費者を飽きさせない!

当社のプロテック事業部が取り扱う商品の一つに「缶」があります。缶は衝撃に強く、空気や水を通さずに長期保管する際にも適した素材です。また不要になった後も鉄スクラップとして取り扱われ、リサイクルにも適しています。形や加工の仕方、印刷方法の工夫で表現の仕方が何通りにもなる缶容器。当社でも数多くの作製実績があり、お客様の要望に合った形や印刷方法をご提案します。見た目の美しさだけでなく中に入れる商品を表すために適した形状や、加工方法で容器の見た目から消費者を飽きさせない工夫をご提案します。



Topic
7
廣川社員のお仕事
P&P モバイルカーの
活動状況をご報告します!

今回は、本誌のvol.14(2023年6月)でご紹介した「走るショールーム」こと、P&Pモバイルカーの活動近況をご報告いたします。

「パッケージ×プロモーション」で
解決した事例の実績アイテム

昨年は近隣エリア限定のテスト稼働でしたが、今年からは本格稼働で3月は近畿・中部地方、4月には関東甲信地方へ合計2,200kmを超える旅を行いました。
今回の行脚で、合わせて11社のお客様に走るショールームをご覧いただき、ご来場人数は200名様以上にのぼりました。
P&P モバイルカー

展示カーの実績事例
モバイルカーだけの特別な展示会として、当社が過去に手掛けた「パッケージ×プロモーション」で解決した事例の実績アイテムを中心に30種類以上をディスプレイしており、ご来場者様には、見て、触って、写真に撮っていただいております。普段商談しているご担当部署の方々も「実はあれもこれもそれも廣川でできるんだ」とその場で具体的なご相談をいただいたり、なかなかお会い出来ない業務のご担当者様や総務・経理の方など、「廣川って社名は知っているけど・・・」という方々にも当社について深くご理解いただけたのではないかと思います。
まだまだ稼働も序の口、普通乗用車2~3台分のスペースがあればOKです!P&Pモバイルカーによる展示のご要望がございましたら、是非御社の担当営業へご相談ください。

ご来場者のアンケート

E社 開発部部長 男性 ギフト向けパッケージの実物が見れたのが良かった。
T社 購買課 男性 トレイ以外にも箱を取り扱っていることを知って、今後は相談できると思った。
T社 品質管理課 女性 1つ1つボックスに入っているのでたくさんあるけれどゴチャゴチャしておらず見やすかった。
Y社 研究開発部 女性 色々なジャンルの展示が見られただけでなく質問した時にすぐ回答してくれた。
Y社 商品企画課 女性 展示品を見て、商品企画の中で頓挫していた案件のヒントが見つかった。



Topic
7
廣川社員のオススメ情報

営業先のおいしいお店
名古屋の絶品ラーメン
今回ご紹介するのは、名古屋の中心部の丸の内にある「濃厚中華そば 佐とう」です。
当社の名古屋営業所近くにある中華そば屋さん。営業所メンバーも創業当初から通っていますが、今となっては行列のできるラーメン屋になってます。おすすめの定番メニューはチャーシュー中華そばと半ライス。
たまり醤油の濃いスープに歯切れの良い麺、薄切りの豚バラ肉チャーシューがマッチして非常においしいです。毎日食べたいラーメン、第一位です。

【お店情報】

濃厚中華そば 佐とう
TEL:052-222-0191
住所:愛知県名古屋市中区丸の内2丁目8-25
丸の内中野ビル 1F
アクセス:地下鉄丸の内駅1番出口より徒歩3分
定 休 日:日曜日
営業時間:平日 11:00~14:00 ・ 17:30~20:30
     土・祝 11:00~14:00  スープなくなり次第終了

チャーシュー中華そばと半ライス

Topic
9
今月のプレゼント

イスタンブールの風景が素敵なエコバッグ
コットン製エコバッグ

このキャンペーンは終了しました。
多数のご応募ありがとうございました!
トルコから街並みが描かれた
コットン製エコバッグを3名様にプレゼントします。

トルコ最大の都市「イスタンブール」の旧市街地には歴史的建造物が多く残り、ユネスコ世界遺産に登録されています。多文化の雰囲気と活気に満ちた様子とボスポラス海峡に面した港町ならではの風景は、どこを切り取っても絵になります。今月はそんなイスタンブールの様子をイラストであしらえた、コットン製のエコバッグをお届けします。

是非ご応募くださいませ!応募締切:2024年8月31日
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。
※絵柄はお選びいただけません。